現職きのこ研究者が一般の方から生産者、研究者向けに「きのこの話題」を提供するブログです。あと、ランニング・アウトドアのおはなしも! In this blog, mycologist-O provides mushroom topics from the general public to producers and researchers!

生物工学会誌掲載(予定)のお知らせ~胞子の無いきのこは生産者のQWL向上に貢献する~

生物工学会誌掲載(予定)のお知らせ
~胞子の無いきのこは生産者のQWL向上に貢献する~

公益社団法人日本生物工学会様より発行の生物工学会誌への執筆依頼を頂きました。
執筆依頼は以前にもご紹介した月刊アグリバイオ誌(→LINK)以来で今年2回目となります。

めでたいですね(笑)!


日本生物工学会は発酵学・醸造学を主体とした学会ですのできのこの栽培や育種をやっている私自身は学会に所属していないのですが人伝いに依頼を頂き、ありがたく受けさせていただいた次第です。公益社団法人日本生物工学会ホームページ→LINK

今回依頼いただいたのは「バイオミディア」という欄であり、最近の話題や将来的に有用と思われるトピックスについて1ページにまとめた短い総説のような誌面となります。学生さんも多く読まれるとのことでなるべく分かりやすく専門用語も出来るだけ無しの方針で!とのご依頼でした。

例のごとく、個人的に原稿をとりあえず先方に提出するまでは掲載予定を公表しないことにしているので既に記事は出来上がっているわけですが今回、なんといっても厳しかったのは1ページで総説(っぽいもの)を書くということでした。そこに引用文献や図表も入れることが今回の執筆において一番のネックだったような気がします。

そして気になるタイトルですが「胞子の無いきのこは生産者のQWL向上に貢献する」としました!
これまで「きのこ」という器官がこの生物にとって子孫である胞子を自然界に多数散布するためのものだということは書いてきました(「きのこってなに?③「きのこって何のために存在するの?」参照)。

シイタケから莫大な数の胞子が散布される様子


しかし、胞子はきのこ生産者が多数吸引することで呼吸器疾患を起こしたり、施設を汚染したりときのこ生産者のQWL(労働生活の質:Quality of Working Life)上、様々な問題の原因となります。これら諸問題についての解説とその抜本的な解決法である胞子の無いきのこ品種(無胞子性栽培品種)の育成、今後の展望についてが主な内容となります。(内容は一部変更になる可能性があります。)
生物工学会誌は発行され次第、オンラインですぐにどなたでも読むことができるようですのでご興味を持たれた方はご覧いただければと思います。ただし、掲載予定は2021年11月とのことです。先は長いですが(笑)本ブログでも掲載され次第、お知らせしたいと思いますのでよろしくお願いします。

[著作掲載予定]
月刊アグリバイオ[(株)北隆館]2021年11月号(10月20日発売予定)
→タイトル「菌床栽培きのこの育種」


生物工学会誌[公益社団法人日本生物工学会]2021年11月発行予定
→タイトル「胞子の無いきのこは生産者のQWL向上に貢献する」

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