現職きのこ研究者が一般の方から生産者、研究者向けに「きのこの話題」を提供するブログです。あと、ランニング・アウトドアのおはなしも! In this blog, mycologist-O provides mushroom topics from the general public to producers and researchers!

「アグリビジネス創出フェア」(一財)日本きのこセンター菌蕈研究所出展ご報告!!

「アグリビジネス創出フェア」(一財)日本きのこセンター菌蕈研究所出展のお知らせ

東京ビッグサイト青海展示棟にて農林水産省主催のイベント「アグリビジネス創出フェア」が開催されました!弊所のような民間企業から大学、大学発ベンチャーに至るまで様々な農学分野の実用的研究が一堂に会しており、また、新規事業をお考えの方やマッチングコーディネーターさんもおられ、日頃の研究成果を如何にビジネスに繋げるか、自分の研究がどの程度、一般社会において興味を持ってもらえるかと期待して臨みました。

私が所属する(一財)日本きのこセンター菌蕈研究所は25日のみの1day出展ですが、日頃から取り組んでいる以下のような食用・薬用きのこ類の研究についてご紹介しました。
1.ビタミンD強化技術について
骨や歯の維持や免疫力向上に重要な役割を担うビタミンDはきのこに多く含まれますがそれを主にアラゲキクラゲや原木シイタケにおいてさらに増強する技術についてご紹介!

2.薬用きのこ「ブクリョウ」栽培技術および資材について
漢方薬の材料である生薬のひとつに「ブクリョウ」というサルノコシカケ科のきのこがあります。この栽培技術についてのご紹介です。日本において漢方薬に使用されるブクリョウの99%が中国からの輸入という現状下、国内で容易に入手可能な材料であるスギを用いることで開発したブクリョウの栽培技術についてご紹介!

3.白色品種(アルビノ)について
弊所にて開発された世界初の白色品種(シイタケ、アラゲキクラゲ、ヒラタケ)についてご紹介!

左がアラゲキクラゲ多収性品種「菌興AP1号」、右が白色品種「菌興92号」


展示ブースでは各研究テーマのご紹介ポスターとともに実物のきのこも展示しました!
菌床のきのこは運びづらいし(すぐカサが壊れたり、菌床から取れちゃったり・・・)、展示までは低温で管理することもできなかったのでなかなか難しかったのですが実際に「菌床から発生している状態」で展示できました!!!
実物展示はアラゲキクラゲ、エリンギ、薬用きのこブクリョウです。

今回、残念ながら野郎2人での参加となり、むさくるしい展示になりましたが(笑)、終了1時間前の16時まで休む暇もないほど、沢山の方にご来場いただき、ありがとうございました。

今回は小さいブースでの展示でした!
展示ブース全景!
ブース内の手前には菌床きのこたちをデコレーション!
iPADで例のきのこ生長タイムラプスを流してお客さんの目を惹かせていただきました!

→例のきのこ生長タイムラプスその1
→例のきのこ生長タイムラプスその2

展示と共に目玉になったのが各ブースによるプレゼンテーションです。弊所は25日の14:00-14:15に「(一財)日本きのこセンター菌蕈研究所における食用・薬用きのこ研究の成果の紹介」というタイトルで私がお話をしました。タイトルがすごくぼんやりしていて個人的にすごく気に食わなかったのですが内容はしっかりした、見た人の心に残るお話しになったと思います!しかし、遠方の方や、ご興味をお持ちの方のため、見に来れなかった・・という方のため、プレゼンテーションの内容を再録してYoutubeにて公開致しました

何分、ただのデジカメで撮影しているため、画質・音質についてはどうかご容赦のほど・・・!!!(笑)


[今回の展示会]
開催場所:東京ビッグサイト青海展示棟
開催日:2021年11月24日(水)-26日(金)
※(一財)日本きのこセンター菌蕈研究所ブースは25日のみ
プレゼンテーション日時:25日、14:00-14:15

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