現職きのこ研究者が一般の方から生産者、研究者向けに「きのこの話題」を提供するブログです。あと、ランニング・アウトドアのおはなしも! In this blog, mycologist-O provides mushroom topics from the general public to producers and researchers!

アラゲキクラゲ栽培品種「菌興AP1号」のご紹介

(一財)日本きのこセンター菌蕈研究所公認記事

 これまでアラゲキクラゲを含めたキクラゲ類は国内における消費量は大きいものの、外国産にその供給を依存していました。しかし、近年の外国産農産物に対する不信の高まりからアラゲキクラゲについても国内産が求められています。また、アラゲキクラゲは加温や加湿などの設備が不要でビニールハウスのような簡易施設で栽培できることから徐々に生産量が増加しています。


ここでは私が育種(品種改良)に携わった

アラゲキクラゲ栽培品種「菌興AP1号」(出願番号34132)についてご紹介します。

アラゲキクラゲを栽培したことのある生産者の皆さんはこんな不満をお持ちではないでしょうか?

1.収量が思ったほど取れない。

2.環境によって色が薄くなる。

3.気温が下がる10月以降に収量が急減する(低温感受性)。

どれもアラゲキクラゲの栽培においてありがちなお悩みと思います。


そんな不満にお答えするのが「菌興AP1号」です。

菌興AP1号はこれまでの品種にありがちだった

低収量、薄色化、低温感受性をクリアした画期的な品種となります。

      菌興AP1号              色が薄くなりがちな品種

→菌興AP1号はきのこの着色が安定しています。

既に鳥取県内の複数社において生産が進んでおり、どのお客様からも上記の悩みが解消されたと喜びの声を頂いております。


ご興味がおありの方は

一般財団法人日本きのこセンター菌蕈研究所

Address: 鳥取県鳥取市古郡家211

TeL: 0857-51-8111

上記までご連絡ください。

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