きのこ研究者が一般の方から生産者、研究者向けにユルく、時にスルドく「きのこの話題」を提供するブログです! In this blog, mycologist-O provides mushroom topics from the general public to producers and researchers!

月刊アグリバイオ誌「菌床栽培きのこの育種」掲載のお知らせ

月刊アグリバイオ誌「菌床栽培きのこの育種」掲載のお知らせ

2021年7月7日にお知らせしておりました、2021年10月22日発売の月刊アグリバイオ誌11月号に錚々たる先生方と共に私の記事「菌床栽培きのこの育種」が掲載されました!

株式会社北隆館「月刊アグリバイオ」11月号のサイトはこちらから

「月刊アグリバイオ」誌は「農業生産にかかわる最新のバイオテクノロジーの知見や、微生物を含む農作物利用技術や食品機能開発など、農業生産と農産物利用にまたがる諸問題を捉えて新しい「農」の姿を伝える専門誌」であり、今回、私は特集テーマ「きのこの遺伝資源と育種」の各論のうちの1つ、「菌床栽培きのこの育種」(Mushroom breeding for bed cultivation)を執筆致しました。

各先生の執筆タイトルは以下の通りです。
特集テーマ「きのこの遺伝資源と育種」
総論「食用きのこの育種と栽培」長谷部公三郎(菌蕈研究所所長)
1「きのこ遺伝資源の保存」中桐明先生(鳥取大学農学部附属菌類きのこ遺伝資源研究センター教授)
2「原木栽培用シイタケの育種」寺島和寿(菌蕈研究所上席主任研究員)
3「菌床栽培きのこの育種」奥田康仁(菌蕈研究所主任研究員)
4「菌根性きのこの人工栽培」山田明義先生(信州大学山岳科学研究拠点准教授)
5「シイタケにおける育種技術開発」坂本裕一先生(公益財団法人岩手生物工学研究センター主席研究員)

※総論と2は私の上司にあたる人たちなので敬称略ということでいいでしょうか?(疑問笑)。

今回、私は特集テーマ「きのこの遺伝資源と育種」の各論の1つである「菌床栽培きのこの育種」を担当させていただいたのですが実際の誌面(北隆館様に送って頂いた)で初めて他の先生方の原稿を拝見しました。

なんていうか、私で良かったんですかね・・!?
もちろん責任を持って執筆しましたが他の先生方の記事を見ていると不安になってしまいました。


記事に興味を持っていただける範囲内で特集テーマ「きのこの遺伝資源と育種」の内容について少しご紹介!
きのこは食品としてだけでなく、医学や工学などの有用、有限な資源として捉えることができます(これは全ての生物が該当します)。これを「遺伝資源」といいます。今回の特集ではきのこ遺伝資源の保存方法から、食用きのことしての原木栽培・菌床栽培における活用やマツタケなど栽培が困難な菌根性きのこの栽培に向けた取り組み、そして新たな遺伝資源を生み出す最新手法に至るまで分かりやすく各先生が書かれています。
ご興味をお持ちの方は以下のページからご購入を!また本屋さんへGO!

株式会社北隆館「月刊アグリバイオ」11月号のサイトはこちらから

[今回の掲載]
掲載雑誌:株式会社北隆館「月刊アグリバイオ」11月号
特集テーマ「きのこの遺伝資源と育種」pp. 6-33
担当ページ:各論「菌床栽培きのこの育種」pp. 18-22

最新情報をチェックしよう!