日本国内でいわゆる「薬用」と呼ばれるきのこは慣習的に2種類あるようです。一つはサプリメントなどの栄養食品として伝統的に知られているキノコです。サプリメントとしては霊芝(マンネンタケ)やアガリクスなどが有名で皆さんもご存じかもしれませんね。そしてもう一つは漢方薬の材料「生薬」として厚生労働省が指定しているキノコです。こちらについては別記事にしますね。
850mlのビンで栽培した霊芝(マンネンタケ)。手のひらくらいの大きさがあります。
霊芝は国内でも栽培されていますが徐々に中国産の安価な品に押され、生産者が減ってきているようです。しかし、国産のマンネンタケは信頼性が高く、健康志向が高い方にとっては中国産よりも日本において栽培された国産マンネンタケが好まれるようです。
そこで私は霊芝の栽培方法を確立することにしました。とりあえずは850mlビンの菌床で広葉樹を使って栽培してみたところ、上記の写真のように手のひらくらいの大きさのものが栽培できました。
続いてさらに生産性が向上できないかと考え、2.5㎏ブロック状の菌床で栽培を試みました。結果として栽培はできたものの、形態にはいくつかのバリエーションがみられました。
同じ菌株で栽培しても上記の写真のように850mlビンでも見られた扇のような形態と鹿の角のような形態となりました。
霊芝についてよく知らなかった私は調査を行ったところ、一般的に知られる霊芝は上の写真のような扇形、もしくは丸い形態ですが、下の写真のようなサンゴ状の形態は「鹿角霊芝」と呼ばれ、需要があるようです。
霊芝には生活習慣病の予防や改善に役立つ可能性があるトリテルペンや 免疫賦活作用や抗腫瘍作用が期待できるβグルカンを含むのですがカサが大きい上の扇状形態の霊芝と柄が長い下の鹿角霊芝ではこれらの成分は同じなのでしょうか・・?これについては私はまだデータを持っていないのでこれから調べてみようと思っています。結果が出次第ここに掲載しようと思いますのでお待ちくださいませ。