鉱物について、きのこの研究について徒然と書いていきます。

蛍石(Flurorite/フローライト)が怖い理由

ここまでパイライト/黄鉄鉱やクォーツ/水晶について書きましたがここでは御三家?の一角、フローライト/蛍石についても書く必要があるでしょう。蛍石は色彩が豊かで世界各地で見られることから産状も様々でやはり初めて鉱物を触る人から愛好家まで多くのファンがいる鉱物です。蛍石という名前は熱することで光り、弾ける様子から命名されたようです(大事な標本にそんな無体なことはしませんが)。

宝石の一種、タンザナイトに似た色彩を持ち、タンザナイトカラーと言われてもてはやされた湖南省のフローライト。

フローライトの多彩なカラーは含有する元素によって変わり、無色からパープル系やグリーン系、イエロー系などをよく見かけますがピンク系のみめったに見つからないらしくプレミアがつくことが多いです。フランスのアルプス周辺、モンブランなどが有名なクラシカルな産地として知られますが最近では中国やパキスタン辺りのものも流通しているのを見かけます。

フローライトは八面体を取ることで有名ですがこれは何面体?十二面体?

さて、タイトルに書きましたが私はフローライトに対して苦手意識があり、ちょっと怖いのです。なぜ怖いのかというと趣味や販売を問わず、仕入れる時にその画像をネットなどで確認しますがかなりの確率で色彩が鮮やかに見えるように画質が調整されており、手元に来て実際の品を見るとがっかりする確率がかなり高いからなのです。この傾向はトルマリンでも見られます。どちらも鮮やかな色彩が売りの鉱物ですよね。そのため、フローライトやトルマリンは信用できる販売元からしか怖くて購入できないというわけです。。そのため、この記事のために個人蔵の標本を見繕ってみましたが人前に出せるものは2個しかありませんでした。実際にはご先祖が製鉄の際に不要な岩石を除くための融剤として扱っていたらしいグリーンのフローライト(これもおそらく中国産)がもう1個あるのですがサイズが35センチくらいあってめっちゃ重いので写真の撮影が大変なので出しません笑。なので代わりにこちらをどうぞ。

透明度が高く、珍しい?色彩の湖南省のフローライト。ペールグリーンにパープルのセンターカラーが美しいです。

階段状になっており、その繊細さは見事。

何百と鉱物を扱ってきたのにコレクションにはこの2つくらいしかありません。今後増えることはあるのでしょうか。

Yahooフリマは主に鉱物原石標本を扱っています→アカウント名「yasujinまとめ割」です。「鉱物 鉱石 標本 天然石」で検索していただけましたらだいたいヒットします。

MinneとBASEでは「HELP! Minerals & Crafts」というお店を開店準備中です。こちらはコンセプトショップであり、情勢不安定な中でも生業を続ける職人のお品(石工芸)をサポートすることを目的に海外から取り寄せてご紹介しています。こ現在は世界有数の鉱物産地である、ウクライナの美しい宝石原石や加工石を現地の採掘者・職人から直接買い付けて販売する予定です。

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