現職きのこ研究者が一般の方から生産者、研究者向けに「きのこの話題」を提供するブログです。あと、ランニング・アウトドアのおはなしも! In this blog, mycologist-O provides mushroom topics from the general public to producers and researchers!

宇宙xきのこ!?①「とっとり宇宙産業ネットワーク」参画のお知らせ

宇宙xきのこ!?①「とっとり宇宙産業ネットワーク」参画のお知らせ

さる2021年11月21日(日)、「鳥取宇宙産業ネットワーク」が設立され、とりぎん文化会館小ホール(鳥取市)にてにおきまして設立記念フォーラムが開催されました!

鳥取県!宇宙進出!

Ⅰ.鳥取県が宇宙関連アイディアを募集!!

私は以前から一見、有り得ないような発想こそが未来を拓くのではないか!という発想(妄想?)を重視しており、「宇宙xきのこ」の組合せが宇宙旅行における食の未来に貢献できるのではないか!?と着想していました。

鳥取県はどの市町村からも天の川が見えることから、星空観察の最適な場所として知られており、数年前に満を持して「星取県」(!)と名乗りを上げました。実際、鳥取県は空気がきれいで明かりが少ないことから一般的な街の中にある私の家からも天の川が普通に見えてしまいます!!(→星取県関連LINK)

2021年10月、”星取県”鳥取は以下のようなアイディアを募集しました!
1.鳥取県の宇宙産業創出への提案
2.実証実験や拠点設置についての提案

1では「鳥取砂丘を月面に見立て、疑似宇宙体験エリアを作る!」「衛星データ活用のための人材育成!」「宇宙関連企業の誘致」など比較的、自由な発想を募集するというものであり、県民の方から県内外企業まで広範なアイディアを募集するというものでした。

2ではより具体的な研究アイディアの募集であり、今回は十数件の県内外企業が参画したようです。

「宇宙xきのこ」という突飛な発想を以前から持っていた私はこの募集に飛びつき、上記2の提案をさせていただいたという訳です。内容は詳細に書けないのでオブラート(もはや死語!?)に包ませていただきますが長期的な宇宙旅行におけるきのこの食利用です。

II.とっとり宇宙産業ネットワーク設立と記念フォーラムの開催!!

そしてこの度、鳥取県主催で宇宙関連産業を鳥取県の未来を担う新産業の一つに位置づけ、産学官連携で宇宙産業の創出に向けて取り組む、「とっとり宇宙産業ネットワーク」が設立され、(一財)日本きのこセンター(私が担当になりました)も参画させていただくこととなりました。この後に書くフォーラムで知りましたが自治体が宇宙産業を支援するのは珍しいとのことで鳥取県できのこの研究やっててよかった!と思う私でした。
→とっとり宇宙産業チャレンジ事業LINK

さて、「とっとり宇宙産業ネットワーク」設立記念フォーラム(→終了していますがLINK)ではNASA(!)のアジア代表、ガーヴィー・マッキントッシュ氏が「拡大を続ける宇宙産業のこれから」と題してNASAで行われている月探査主目的とする「アルテミス計画」などをウィットに富んだ語り口で基調講演をしていただきました。印象に残っているのはNASAはアジアの他、フランスやロシアに支局(?)があるそうですが中でもアジア、特に日本は非常に重要な位置にあるとのことでした。中国という巨大な存在も有りますし、額面通りに捉えて良いかはわかりませんが日本の宇宙開発力・技術力が信頼されているのは間違いないのでしょう!

基調講演のあとは「連携で動き出す鳥取の宇宙産業」と題したトークセッションでした。モデレーターとしてJAXA宇宙科学研究所の三浦政司先生、スピーカーとして県内企業や学校の方々がお話し下さいました。驚いたのは宇宙に関するアミューズメントから精密部品製作、衛星開発、衛星情報の農業活用、アタッチメントマニュピレーターの開発など鳥取県でこれだけのレベルの技術研究が既にされていたのか!という点です。
Youtubeにて「鳥取宇宙産業ネットワーク」設立記念フォーラムをご覧になれます→LINK


今回のフォーラムでは先見性を持つ人たちっているんだなぁと素直に感心してしまい、遅れをとってしまった!という気持ちとともに後ろから背中を押してもらったような気持ちになり、会場を後にしたのでした。

この記事では「宇宙xきのこ」といった内容は詳細に書けなかったのですがいつの日か形になった時に皆様にもお知らせしたいと思います。

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